【ドイツの文豪】ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 光を・・・もっと、光を


ブロンズちゃんの書籍紹介 Part14 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ『ファウスト』

 


 

 

 

自分が理解できないものを人は嘲笑するものだ。

 

どうぞ嘲笑して下さい。嘲笑される方が精神的に楽です。真剣に悩まれても、どうしていいか全くわかりません。

 

人間は努力するかぎり迷うものだ。

 

誰をも支配せず、誰にも服従せず、何者かでいられるような人間こそ、本当に幸福で偉大なのだ。

 

人間を幸福にするものが、同時に、人間を不幸にするのだろうか。

 

弾は込めてある。十二時が鳴っている。こうなったのもやむを得ない。ロッテ、ロッテ、ごきげんよう、さようなら。

 

幸福は世にある、しかし我々はそれを知らない。いや、知ってはいるが、それを尊重することを知らないのだ。

 

人間は多くのものを欲しがるが、必要なものはほんの僅か。人生は短く、人間の運命は限られている。

 

愚か者と賢い者は同様に害がない。半分愚かな者と半分賢い者だけが、最も危険である。

 

もし子供達がそのまま成長したとしたら、天才しかいなくなってしまうだろう。

 

十分なものを所有しながら、それを使用することも、楽しむこともできない人こそ、貧困にして不幸な人と言うべきである。

 

この私は、宇宙に対していったい何者だろうか。いかにして私は宇宙に向かい合い、いかにして私は宇宙の中心に立つことができるだろうか。