この世で最も大事なことは、自分を失わないでいられることである
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真実と理性は各々の人間に共通のもので、初めに言った人達のものでも、後から言った人達のものでもない。
この偉大なる世界は、自らことを正しく知るために、我々が見つめなければならない鏡である。
何処で死が我々を待っているか確かではない。あらゆる所で我々の方が死を待とうではないか。
もし君達が一日生きたならば、それで全てを見たこととなる。一日は全ての日と同様である。
人間にとって恐れるにたる獣は人間しかいない。
必要より少なく言う人より、必要より多く言う人しか見たことがない。
結婚は鳥籠のようなものである。その外にいる鳥は必死になって入ろうとするが、中にいる鳥は必死になって出ようとする。
世の中には勝利よりも勝ちほこるにあたいする敗北がある。
彼らの過ちを裁きながら、自らの過ちについては盲目でいる。