人類の救世主であろうとして、人類の牢獄の看守となった


 

 

 

これはダイヤモンドだ。その値打ちを知っている者には、何千というダイヤモンドに匹敵する。

 

レフ・トルストイの言葉、『白痴』について

 


歴史は、民族によって異なる経路をたどったが、

 

それは居住環境の差異によるものであって、

 

民族間の生物学的な差異によるものではない

 

『銃・病原菌・鉄』

 

 

個人の欲動を充足させたいという願望と、人間社会のさまざまな欲求を和解させようとして、

 

激しい苦闘を経験したのだが、結局のところは後戻りして、

 

世俗的な権威と宗教的な権威に屈服したに過ぎないのである。

 

 

世界史の発展の内で生じた様々な出来事を、

 

自らの身において再現しながら、

 

キリストの理想の内に、

 

逃げ道と罪からの開放を求めたのだった。

 

 

この地上に誰か一人でも苦しんでいる者がある限り、

 

どうして我々は幸せになれようか。

 

グスタフ・マーラー